特許
J-GLOBAL ID:202103015363725650

多能性幹細胞由来腸管オルガノイドの作製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2019042938
公開番号(公開出願番号):WO2020-091020
出願日: 2019年10月31日
公開日(公表日): 2020年05月07日
要約:
より生体小腸に近い特徴を有する腸管オルガノイドを多能性幹細胞から作製することを課題とする。(1)多能性幹細胞を内胚葉様細胞へと分化させる工程、(2)工程(1)で得られた内胚葉様細胞を腸管幹細胞様細胞へと分化させる工程、(3)工程(2)で得られた腸管幹細胞様細胞を、上皮成長因子、線維芽細胞増殖因子、TGFβ受容体阻害剤、GSK-3β阻害剤及びROCK阻害剤の存在下で培養する工程、(4)工程(3)後の細胞を培養し、スフェロイドを形成させる工程、(5)工程(4)で形成されたスフェロイドを分化させ、腸管オルガノイドを形成させる工程であって、上皮成長因子、BMP阻害剤及びWntシグナル活性化剤の存在下での培養を含む工程によって、多能性幹細胞から腸管オルガノイドを作製する。また、工程(5)で形成された腸管オルガノイドを構成する細胞を、上皮成長因子及びTGFβ受容体阻害剤の存在下で平面培養し、平面培養系を作製する。平面培養の際、気液培養を利用し、絨毛構造を有する高機能な評価系の構築を図る。
請求項(抜粋):
以下の工程(1)〜(5)を含む、多能性幹細胞から腸管オルガノイドを作製する方法: (1)多能性幹細胞を内胚葉様細胞へと分化させる工程; (2)工程(1)で得られた内胚葉様細胞を腸管幹細胞様細胞へと分化させる工程; (3)工程(2)で得られた腸管幹細胞様細胞を、上皮成長因子、線維芽細胞増殖因子、TGFβ受容体阻害剤、GSK-3β阻害剤及びROCK阻害剤の存在下で培養する工程; (4)工程(3)後の細胞を培養し、スフェロイドを形成させる工程; (5)工程(4)で形成されたスフェロイドを分化させ、腸管オルガノイドを形成させる工程であって、上皮成長因子、BMP阻害剤及びWntシグナル活性化剤の存在下での培養を含む工程。
IPC (5件):
C12N 5/071 ,  C12N 5/073 ,  C12N 5/10 ,  C12Q 1/02 ,  A61L 27/38
FI (6件):
C12N5/071 ,  C12N5/0735 ,  C12N5/10 ,  C12Q1/02 ,  A61L27/38 120 ,  A61L27/38 300
Fターム (29件):
4B063QA07 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ20 ,  4B063QR08 ,  4B063QR55 ,  4B063QR57 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS40 ,  4B063QX02 ,  4B065AA90X ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065BB13 ,  4B065BB19 ,  4B065BB40 ,  4B065BC41 ,  4B065BC50 ,  4C081AB12 ,  4C081BA12 ,  4C081BA13 ,  4C081CD011 ,  4C081CD171 ,  4C081CD29 ,  4C081CD34 ,  4C081DA03 ,  4C081EA02

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