特許
J-GLOBAL ID:202103015448431477
遷移金属化合物、オレフィン重合用触媒およびオレフィン重合体の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人SSINPAT
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-207829
公開番号(公開出願番号):特開2018-070455
特許番号:特許第6890398号
出願日: 2016年10月24日
公開日(公表日): 2018年05月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】 下記一般式[1]または一般式[2]で表される遷移金属化合物の中の、
ビス(1-(3,5-ジ-低級アルキル-N,N-ジ低級アルキルアミノフェニル)-3-メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジハライドまたはジ低級アルキルシリレンビス(4-(3,5-ジ-低級アルキル-N,N-ジ低級アルキルアミノフェニル)-2-メチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジハライドであり、
前記低級アルキルは、メチル基、エチル基、1-プロピル基、1-ブチル基、iso-プロピル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、iso-ブチル基から選ばれる
遷移金属化合物[A]。
(一般式[1]および[2]中、
Mは、周期表第4族遷移金属原子であり、
nは、Mの価数を満たす1〜4の整数であり、
Xは、水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基、アニオン配位子または孤立電子対で配位可能な中性配位子であり、該アニオン配位子が、ハロゲン含有基、ケイ素含有基、酸素含有基、硫黄含有基、窒素含有基、リン含有基、ホウ素含有基、アルミニウム含有基または共役ジエン系二価誘導体基であり、nが2以上の場合は、複数存在するXで示される基は互いに同一でも異なっていてもよく、互いに結合して環を形成してもよく、
R1〜R10は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜40の炭化水素基、ハロゲン含有基、ケイ素含有基、酸素含有基、窒素含有基または硫黄含有基であり、それぞれ同一でも異なっていてもよく、R1〜R5およびR6〜R10までの隣接した置換基は、互いに結合して環を形成してもよく、但し、R1〜R10のうち少なくとも一つは、下記一般式[3]で表される置換基であり、複数存在する場合にはそれぞれ同一でも異なっていてもよく、
(一般式[3]中、
R11およびR12は、それぞれ独立に、水素原子または炭素数1〜20の炭化水素基であり、それぞれ同一でも異なっていてもよく、
R13およびR14は、それぞれ独立に、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数6〜40の芳香族炭化水素基またはケイ素含有基であり、それぞれ同一でも異なっていてもよく、R13とR11、R14とR12は、互いに結合して環を形成してもよく、
Zは、窒素、酸素または硫黄から選ばれる原子であり、
mは、Zの価数を満たす1または2の整数であり、
R15は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜40の炭化水素基、ケイ素含有基、エーテル結合含有炭化水素基または3級アミノ基含有炭化水素基であり、R13およびR14から選択される少なくとも一方と互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成してもよく、mが2の場合、それぞれ同一でも異なっていてもよく、R15同士互いに結合して置換基を有していてもよい環を形成してもよい。))
(一般式[2]中、
Qは、2価の炭化水素基、2価のケイ素含有基または2価のゲルマニウム含有基であり、R1、R4、R6およびR9から選択される少なくとも一方と、互いに結合してそれぞれ独立に置換基を有していてもよい環を形成してもよい。)
IPC (4件):
C07F 17/00 ( 200 6.01)
, C08F 10/00 ( 200 6.01)
, C08F 4/6592 ( 200 6.01)
, C07F 7/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
C07F 17/00 CSP
, C08F 10/00 510
, C08F 4/659
, C07F 7/00 A
引用特許:
引用文献: