特許

J-GLOBAL ID：202103015925401631

ナールスゲンの光学分割方法

発明者： 平竹 潤 ,  渡辺 文太 ,  吉岡 龍藏 ,  石田 英晃
出願人/特許権者： 株式会社ナールスコーポレーション ,  国立大学法人京都大学
代理人 (1件)： 特許業務法人後藤特許事務所
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-179297
公開番号（公開出願番号）：特開2018-043944
特許番号：特許第6826333号
出願日： 2016年09月14日
公開日（公表日）： 2018年03月22日
請求項（抜粋）：

【請求項1】 下記式(1) (式中、R1は、同一又は異なって、水素原子又はカルボキシ基の保護基を示し、R2は置換基を有していても良い、ベンジルオキシカルボニル基、フェニルメチリデン基、又はジフェニルメチリデン基を示す。kは0又は1を示し、R2が置換基を有していても良いベンジルオキシカルボニル基の場合、kは1であり、式中の窒素原子とR2との結合は単結合である。R2が置換基を有していても良いフェニルメチリデン基若しくはジフェニルメチリデン基の場合、kは0であり、式中の窒素原子とR2との結合は二重結合である。*は不斉原子を示す) で表される4つの光学異性体の混合物であるDL-2-アミノ-4-[(RSp)-(3-カルボキシメチルフェノキシ)(メトキシ)ホスホリル]ブタン酸誘導体を、キラルセレクターとしてセルローストリス(3,5-ジメチルフェニルカーバメート)を備えたキラル固定相を用いることにより、下記式(1-1)〜(1-4) (式中、R1、R2、k、*は前記に同じ) で表される4つの光学異性体に光学分割することを特徴とする、DL-2-アミノ-4-[(RSp)-(3-カルボキシメチルフェノキシ)(メトキシ)ホスホリル]ブタン酸誘導体の光学分割方法。

IPC (6件)：

C07F 9/40 ( 200 6.01) ,  A61P 17/00 ( 200 6.01) ,  C07B 57/00 ( 200 6.01) ,  C07B 63/00 ( 200 6.01) ,  A61K 31/662 ( 200 6.01) ,  A61P 37/08 ( 200 6.01)

FI (6件)：

C07F 9/40 CSP D ,  A61P 17/00 ,  C07B 57/00 390 ,  C07B 63/00 F ,  A61K 31/662 ,  A61P 37/08

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 炎症性皮膚疾患の予防または治療用製剤
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2015-032533   出願人：株式会社ナールスコーポレーション, 株式会社トーア紡コーポレーション, 国立研究開発法人理化学研究所

引用文献：

審査官引用 (4件)

• J. Biol. Chem., 2015
• Biochemistry, 2007, 46(5), 1432-1447
• Bioorganic & Medicinal Chemistry, 2016, 24, 5340-5352
• Tetrahedron Letters, 20170808, 58, 3700-3703