特許
J-GLOBAL ID:202103016255066654

音響解析装置、音響解析方法及び音響解析プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 稲葉 良幸 ,  大貫 敏史 ,  江口 昭彦 ,  内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-220584
公開番号(公開出願番号):特開2021-089388
出願日: 2019年12月05日
公開日(公表日): 2021年06月10日
要約:
【課題】目的音源の音響信号をより高速に分離することができる音響解析装置等を提供する。【解決手段】音響解析装置は、音響信号を取得する取得部と、周波数に関する空間相関行列、周波数に関する第1パラメータ並びに周波数及び時間に関する第2パラメータを含む第1モデルによって、拡散性雑音の音響信号を生成する第1生成部と、周波数に関するステアリングベクトル並びに周波数及び時間に関する第3パラメータを含む第2モデルによって、目的音源から発せられた音響信号を生成する第2生成部と、第1パラメータ、第2パラメータ及び第3パラメータを、第1パラメータ、第2パラメータ及び第3パラメータの尤度を最大化するように決定する決定部と、を備え、決定部は、周波数及び時間に関する行列の逆行列を、周波数に関する行列の逆行列に分解して、尤度を最大化するように、第1パラメータ、第2パラメータ及び第3パラメータを決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のマイクにより測定した音響信号を取得する取得部と、 前記音響信号を、複数の音源から発せられる音響信号の推定値に分離する分離行列を算出する第1算出部と、 前記分離行列により定められ、周波数に関する空間相関行列、前記周波数に関する第1パラメータ並びに前記周波数及び時間に関する第2パラメータを含む第1モデルによって、拡散性雑音の音響信号を生成する第1生成部と、 前記分離行列により定められ、前記周波数に関するステアリングベクトル並びに前記周波数及び前記時間に関する第3パラメータを含む第2モデルによって、目的音源から発せられた音響信号を生成する第2生成部と、 前記第1パラメータ、前記第2パラメータ及び前記第3パラメータを、前記第1パラメータ、前記第2パラメータ及び前記第3パラメータの尤度を最大化するように決定する決定部と、を備え、 前記決定部は、前記周波数及び前記時間に関する行列の逆行列を、前記周波数に関する行列の逆行列に分解して、前記尤度を最大化するように、前記第1パラメータ、前記第2パラメータ及び前記第3パラメータを決定する、 音響解析装置。
IPC (3件):
G10L 21/030 ,  G10L 21/021 ,  G10L 21/027
FI (3件):
G10L21/0308 Z ,  G10L21/0216 ,  G10L21/0272 100A

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