特許
J-GLOBAL ID:202103016475818185

綾巻パッケージを製造する繊維機械の複数の作業部の上糸捕捉プロセスをキャリブレーションするための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  森田 拓 ,  前川 純一 ,  二宮 浩康 ,  上島 類
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-205888
公開番号(公開出願番号):特開2017-077970
特許番号:特許第6869001号
出願日: 2016年10月20日
公開日(公表日): 2017年04月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 綾巻パッケージ(5)を製造する繊維機械(1)の複数の作業部(2)の上糸捕捉をキャリブレーションするための方法(100)であって、 前記複数の作業部(2)にはそれぞれ、 綾巻パッケージ(5)を巻き取るための巻き取り装置(4)と、 巻き返し中断後に前記綾巻パッケージ(5)の表面(5a)に巻き上げられた上糸端部を捕捉するために、受け取り位置(II)に位置決め可能である又は位置決めされている個別駆動可能なサクションノズル(24)と、 が設けられており、前記受け取り位置(II)では、前記サクションノズル(24)の吸引口(24a)が、前記綾巻パッケージ(5)の前記表面(5a)に対して調整可能なサクションノズル間隔(a)を有しており、 前記繊維機械(1)はさらに、 前記サクションノズル(24)の上糸捕捉プロセスに関する情報を記録するための装置(34)と、 前記サクションノズル(24)に制御可能な負圧を供給するための負圧供給ユニットと、 記録された前記情報を評価するための評価装置(31)と、 前記繊維機械(1)の1つ又は複数の作業部(2)を制御して動作させるための少なくとも1つの制御ユニット(31)と、 を含む、方法(100)において、 第1ステップ(110)では、前記繊維機械(1)の一方の機械側の複数の作業部(2)を、所定の期間にわたって負圧を一定にした状態で、複数の異なるサクションノズル間隔(a)を用いて動作させ、それと同時に前記情報を記録し、 第2ステップ(120)では、記録された前記情報に基づいてそれぞれの作業部(2)ごとに比較値を算出し、 第3ステップ(130)では、前記比較値と所定の目標値との比較から、前記目標値との差が最も小さい比較値に対応するサクションノズル間隔(a)を、最適であると識別し、 第4ステップ(140)では、最適な前記サクションノズル間隔(a)を、前記繊維機械(1)の以後の動作のために所定の作業部(2)に転用する、 ことを特徴とする方法(100)。
IPC (1件):
B65H 67/08 ( 200 6.01)
FI (1件):
B65H 67/08 W
引用特許:
審査官引用 (4件)
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