特許
J-GLOBAL ID:202103016808209130
細胞浸潤性評価方法、それを用いた抗浸潤性化合物スクリーニング方法、ならびにそれらの方法に用いられる架橋ゼラチン粉末および評価キット
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-100005
公開番号(公開出願番号):特開2021-048834
出願日: 2020年06月09日
公開日(公表日): 2021年04月01日
要約:
【課題】がん細胞の浸潤能力を正確に評価する。【解決手段】細胞の浸潤性を評価する細胞浸潤性評価方法は、第1細胞、第2細胞、第1容器、第2容器、隔膜、薬剤および架橋ゼラチン粉末を準備する工程と、前記第1細胞を前記第1容器に収容する工程と、前記架橋ゼラチン粉末を用いて形成されるゼラチンハイドロゲル、前記第2細胞および前記薬剤を含む細胞凝集体を前記第2容器に収容する工程と、前記第1容器および前記第2容器を前記隔膜を介して連結することにより、前記第1細胞および前記細胞凝集体中の前記第2細胞を共培養する工程と、前記第1細胞が前記隔膜を通過して前記第1容器から前記第2容器へ移動するか否かを指標とすることにより、前記第1細胞の浸潤性を評価する工程とを含み、前記第1細胞と前記第2細胞とは、相互作用し、前記薬剤は、前記第2細胞を活性化する作用を有する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
細胞の浸潤性を評価する細胞浸潤性評価方法であって、
第1細胞、第2細胞、第1容器、第2容器、隔膜、薬剤および架橋ゼラチン粉末を準備する工程と、
前記第1細胞を前記第1容器に収容する工程と、
前記架橋ゼラチン粉末を用いて形成されるゼラチンハイドロゲル、前記第2細胞および前記薬剤を含む細胞凝集体を前記第2容器に収容する工程と、
前記第1容器および前記第2容器を前記隔膜を介して連結することにより、前記第1細胞および前記細胞凝集体中の前記第2細胞を共培養する工程と、
前記第1細胞が前記隔膜を通過して前記第1容器から前記第2容器へ移動するか否かを指標とすることにより、前記第1細胞の浸潤性を評価する工程とを含み、
前記第1細胞と前記第2細胞とは、相互作用し、
前記薬剤は、前記第2細胞を活性化する作用を有する、細胞浸潤性評価方法。
IPC (5件):
C12Q 1/02
, C12N 5/07
, C12M 1/00
, G01N 33/50
, G01N 33/15
FI (5件):
C12Q1/02
, C12N5/07
, C12M1/00 A
, G01N33/50 Z
, G01N33/15 Z
Fターム (27件):
2G045AA24
, 2G045AA40
, 2G045CB01
, 2G045CB02
, 4B029AA08
, 4B029BB11
, 4B029CC05
, 4B029CC11
, 4B029GB04
, 4B063QA05
, 4B063QA07
, 4B063QQ08
, 4B063QR41
, 4B063QS40
, 4B065AA93X
, 4B065AC20
, 4B065BB11
, 4B065BB12
, 4B065BB13
, 4B065BC46
, 4B065BC50
, 4B065CA46
, 4H045AA10
, 4H045AA30
, 4H045BA10
, 4H045CA40
, 4H045EA50
引用文献:
審査官引用 (6件)
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がん浸潤モデルの創製:3次元細胞培養とDDS技術の融合
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薬物徐放粒子を含むがん関連線維芽細胞3次元凝集体を用いたがん浸潤 モデル
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がん浸潤モデルとしてのDDS技術を組み合わせた3次元がん関連線維芽細胞培養
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The ‘chemoinvasion’ assay, 25 years and still going strong: the use of reconstituted basement memb
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Cancer associated fibroblasts stimulated by transforming growth factor beta1 (TGF-b1) increase invas
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腫瘍微小環境におけるマクロファージの役割 -病理学から見たがん治療へ のアプローチ -
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