特許
J-GLOBAL ID:202103016885666935

E-オレフィン化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  清水 義憲 ,  酒巻 順一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196603
公開番号(公開出願番号):特開2018-058784
特許番号:特許第6805698号
出願日: 2016年10月04日
公開日(公表日): 2018年04月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 分子中に1つ又は2つ以上のZ体を表すオレフィン構造を有するオレフィン誘導体を溶媒存在下で、硫黄化合物及びラジカル開始剤を作用させることにより異性化させて、前記Z体を表すオレフィン構造の少なくとも1つがE体を表すオレフィン構造に異性化した異性化体を得る、異性化体の製造方法であって、 前記硫黄化合物が、一般式(A): [式中、Ra及びRbは各々独立して置換又は無置換のフェニル基、置換又は無置換の炭素原子数1から8のアルキル基、置換又は無置換の炭素原子数2から8のアルケニル基及び水素原子から選ばれる基を表す。] で表される化合物であり、 前記ラジカル開始剤がアゾ化合物であり、 前記分子中に1つ又は2つ以上のZ体を表すオレフィン構造を有するオレフィン誘導体が一般式(1): [式中、R1及びR2は各々独立してフッ素原子、炭素原子数1〜12のアルキル基、炭素原子数2〜12のアルケニル基、炭素原子数1〜12のアルコキシ基又は炭素原子数2〜12のアルケニルオキシ基を表し、 A1及びA2は各々独立して (a)1,4-シクロへキシレン基(この基中に存在する1個の-CH2-又は隣接していない2個以上の-CH2-は-O-又は-S-に置き換えられてもよい。) (b)1,4-フェニレン基(この基中に存在する1個の-CH=又は隣接していない2個以上の-CH=は-N=に置き換えられてもよく、この基中に存在する水素原子はフッ素原子に置換されてもよい。) からなる群より選ばれる基であり、 Z1及びZ2は各々独立して-CH2O-、-OCH2-、-CF2O-、-OCF2-、-CH2CH2-、-CF=CF-、-C≡C-又は単結合であり、 m1及びn1は各々独立して0から4の整数を表すが、m1+n1は1から4であり、 Y1は (式中の黒点はA1、A2、Z1、Z2、R1及びR2中のY1と直接結合する原子を表す。)を表し、 A1及びA2が複数存在する場合は、それらは同一であっても異なっていてもよく、Z1及びZ2が複数存在する場合は、それらは同一であっても異なっていてもよい。] で表されるオレフィン誘導体であり、 前記異性化体を選択的に析出させながら異性化を行う製造方法。
IPC (3件):
C07C 41/32 ( 200 6.01) ,  C07C 43/225 ( 200 6.01) ,  C07B 61/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C07C 41/32 ,  C07C 43/225 A ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (5件)
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