特許
J-GLOBAL ID:202103017327903587

Platinum TALENを用いたT細胞受容体の完全置換技術

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹 ,  ▲駒▼谷 剛志 ,  飯田 貴敏 ,  石川 大輔 ,  山本 健策
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018037590
公開番号(公開出願番号):WO2019-073964
出願日: 2018年10月09日
公開日(公表日): 2019年04月18日
要約:
本開示において、TCR遺伝子の導入の際の内因性のTCRによる影響を排除する技術が提供される。ゲノム編集酵素であって、そのDNA結合ドメインに含まれるDNA結合モジュールにおける2つの特定の位置のアミノ酸が、4つのDNA結合モジュールごとに異なる繰り返し様式を呈することを1つの特徴とする、ゲノム編集酵素を用いてTCR遺伝子を編集する。内因性TCRとのミスペアリングによる導入TCR発現効率の低下や、自己反応性TCRの出現を回避する。
請求項(抜粋):
DNA結合ドメインおよび機能ドメインを含むポリペプチドまたは該ポリペプチドをコードする核酸を含む、TCR遺伝子を編集するための組成物であって、 ここで、該DNA結合ドメインと該機能ドメインは、35〜55のアミノ酸からなるポリペプチドにより接続されており、 DNA結合ドメインは、複数のDNA結合モジュールをN末端側から連続的に含み、 N末端から4n-3番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せは、任意のnに関して同一であり、 N末端から4n-2番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せは、任意のnに関して同一であり、 N末端から4n-1番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せは、任意のnに関して同一であり、 N末端から4n番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せは、任意のnに関して同一であり、 N末端から4n-3番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せ、N末端から4n-2番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せ、N末端から4n-1番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せ、およびN末端から4n番目のDNA結合モジュールにおけるx番目のアミノ酸とy番目のアミノ酸の組合せは、互いに異なり、 ここで、nは、1〜10の自然数であり、xは、1〜40の自然数であり、yは、1〜40の自然数であり、xとyは、異なる自然数である、組成物。
IPC (9件):
C12N 15/09 ,  C12N 15/12 ,  C12N 15/85 ,  C12N 5/10 ,  C12N 5/078 ,  C12N 15/31 ,  C07K 14/195 ,  C07K 19/00 ,  C12N 15/62
FI (9件):
C12N15/09 100 ,  C12N15/12 ,  C12N15/85 Z ,  C12N5/10 ,  C12N5/0783 ,  C12N15/31 ,  C07K14/195 ,  C07K19/00 ,  C12N15/62 Z
Fターム (13件):
4B065AA92X ,  4B065AA94X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA41 ,  4H045CA11 ,  4H045CA40 ,  4H045DA50 ,  4H045FA74

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