特許
J-GLOBAL ID:202103017451464125

レーザ装置の故障発生メカニズムを学習する機械学習装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): あいわ特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-014132
公開番号(公開出願番号):特開2019-130559
特許番号:特許第6892400号
出願日: 2018年01月30日
公開日(公表日): 2019年08月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも一つのレーザ発振器と、 前記レーザ発振器に駆動電流を供給する電源部と、 前記レーザ発振器から出射したレーザ光の光出力を検出する少なくとも一つの出力光センサと、 少なくとも、前記電源部に光出力指令に応じた電流出力指令を出力し、前記出力光センサからの検出信号を受取る制御部と、 を備える、少なくとも1台のレーザ装置とネットワークを通じて相互に情報通信が可能な状態に接続された機械学習装置であって、 前記レーザ装置の前記制御部を通じて、前記出力光センサによって検出された光出力の時系列データと前記光出力指令を含む前記レーザ装置の内外の状態変数を観測する状態観測部と、 故障発生の引き金となる故障原因とその大きさから故障原因によって引き起こされたレーザ装置の状態の定量的な変化、レーザ装置の状態の変化に伴い損傷が発生する物理的なメカニズム、その物理的メカニズムによって損傷する場所や損傷状態や程度といった故障状況に至るまでの一連の因果関係も含むレーザ装置の定量的故障発生メカニズムであって、前記レーザ装置における各故障に対して前記機械学習装置から出力された定量的故障発生メカニズムに対する正否の判定結果を取得する判定結果取得部と、 前記状態観測部からの出力および前記判定結果取得部からの出力を受取り、前記各故障に対応した前記定量的故障発生メカニズムを、前記状態観測部により観測された前記レーザ装置の状態変数と、前記判定結果取得部により取得された前記定量的故障発生メカニズムに対する正否の判定結果とに関連付けて学習する学習部と、 少なくとも前記光出力の時系列データと前記光出力指令との照合から前記各故障の発生が検知された時には、前記学習部の学習結果を参照して、前記機械学習装置から出力すべき前記定量的故障発生メカニズムを決定して出力する意思決定部と、 を備え、 前記状態観測部による前記レーザ装置の状態の観測、前記意思決定部による出力するべき定量的故障発生メカニズムの決定と出力、出力された前記定量的故障発生メカニズムに対する正否の判定結果の前記判定結果取得部による取得、前記学習部による学習が繰り返し行われる、 ことを特徴とする機械学習装置。
IPC (2件):
B23K 26/00 ( 201 4.01) ,  G05B 23/02 ( 200 6.01)
FI (3件):
B23K 26/00 Q ,  B23K 26/00 M ,  G05B 23/02 T

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