特許
J-GLOBAL ID:202103018844316620

鉗子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人レクスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-216133
公開番号(公開出願番号):特開2021-083825
出願日: 2019年11月29日
公開日(公表日): 2021年06月03日
要約:
【課題】ラチェット機構の状態を容易に切り換えることができる鉗子を提供する。【解決手段】鉗子1は、ラチェット機構8は、回転自在に支持されたモードチェンジャ14と、トリガ15と、ラチェット爪10を回転ハンドル6のラチェット歯9との係合位置及び解放位置の間で移動させるストッパ11とを備える。モードチェンジャ14は、ストッパ11を解放位置及び係合位置に位置させる3個の第1カム面17及び3個の第2カム面18を30°間隔で有し、これらに対応する周方向の位置に6個の突出部20を備える。トリガ15は、前方トリガ位置から後方トリガ位置に移動操作されたときに突出部20を押してモードチェンジャを30°回転させる押圧部材21を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
固定ハンドルを有する本体と、 前記本体により支持され、前端部に開閉部が設けられた鉗子機能部と、 前記鉗子機能部の後端部に連結され、前記固定ハンドルから後方に離れた第1回動位置に位置するときに前記開閉部を開状態とし、該第1回動位置よりも該固定ハンドルに近接した第2回動位置に位置するときに該開閉部を閉状態とするように前記本体に回動自在に設けられた可動ハンドルと、 前記可動ハンドルの回動を規制するためのラチェット機構とを備え、 前記ラチェット機構は、 前記本体により回転自在に支持されたモードチェンジャと、 前記モードチェンジャを回転させるために前方トリガ位置からその後方の後方トリガ位置に移動操作されるトリガと、 前記トリガを前記後方トリガ位置から前記前方トリガ位置に向かう方向に付勢するトリガ付勢手段と、 前記可動ハンドルに設けられたラチェット歯と、 ラチェット爪を有し、該ラチェット爪が前記ラチェット歯に噛み合う係合位置と、該噛み合いが解除された解放位置との間で移動自在に前記本体により支持されたストッパと、 前記ストッパを前記解放位置から前記係合位置に向かう方向に付勢するストッパ付勢手段とを備え、 前記モードチェンジャには、前記ストッパに当接して該ストッパを前記解放位置及び前記係合位置にそれぞれ位置させるn(2≦n≦6)個の第1カム面及びn個の第2カム面が、周方向に(180/n)°間隔で交互に設けられており、 前記モードチェンジャは、前記n個の第1カム面及び前記n個の第2カム面に対応する周方向の位置にそれぞれ設けられた2n個の突出部を備え、 前記トリガは、前記前方トリガ位置から前記後方トリガ位置に移動操作されたときに前記2n個の突出部のうちの1つを押して前記モードチェンジャを(180/n)°回転させる押圧部材を備えることを特徴とする鉗子。
IPC (1件):
A61B 17/28
FI (1件):
A61B17/28
Fターム (1件):
4C160GG08

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