特許
J-GLOBAL ID:202103019077178418

金属錯体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 永井 浩之 ,  中村 行孝 ,  佐藤 泰和 ,  朝倉 悟 ,  前川 英明 ,  遠藤 逸子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-510346
特許番号:特許第6946269号
出願日: 2016年07月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 同一であるかまたは異なっていてもよい、3つの二座副配位子が金属に配位しており、かつ、その3つの二座の副配位子が式(2’)のブリッジを介して互いに結合されている、三脚型六座配位子を含有する、単金属型化合物であって (式中、破線の結合は、二座副配位子のこの構造への結合を表わし、また、使用された記号は以下の通りである: X2は、出現毎に同一であるかまたは異なり、-CR’=CR’-、-CR’=N-、-C(=O)-O-、-C(=O)-NR’’-、-C(=O)-S-、-C(=S)-O-、-C(=S)-NR’’-、または-C(=S)-S-であり; X3は、出現毎に同一であるかまたは異なり、X2または基-CR=CR-であり; R、R’は、出現毎に同一であるかまたは異なり、H、D、F、Cl、Br、I、N(R1)2、CN、NO2、OR1、SR1、COOH、C(=O)N(R1)2、Si(R1)3、B(OR1)2、C(=O)R1、P(=O)(R1)2、S(=O)R1、S(=O)2R1、OSO2R1、1〜20個の炭素原子を有する、直鎖のアルキル基、または2〜20個の炭素原子を有する、アルケニルもしくはアルキニル基、または3〜20個の炭素原子を有する、分枝状もしくは環状の、アルキル基(ここで、アルキル、アルケニルもしくはアルキニル基は、各々の場合において、1つ以上のラジカルR1により置換されていてもよく、またここで、1つ以上の非隣接の基CH2は、R1C=CR1、C≡C、Si(R1)2、C=O、NR1、O、S、もしくはCONR1で置き換えられていてもよい)、または5〜40個の芳香族環原子を有し、かつ、各々の場合において、1つ以上のラジカルR1により置換されていてもよい、芳香族もしくはヘテロ芳香族の環系であり;同時に、X2=-CR’=CR’-の時、2つのラジカルR’はまた、共に、脂肪族もしくはヘテロ脂肪族の環系を形成してもよく;さらに、X3=-CR=CR-の時、2つのラジカルRはまた、共に、脂肪族、ヘテロ脂肪族、芳香族もしくはヘテロ芳香族の環系を形成してもよく; R’’は、出現毎に同一であるかまたは異なり、H、D、1〜20個の炭素原子を有する、直鎖のアルキル基、または3〜20個の炭素原子を有する、分枝状もしくは環状の、アルキル基(ここで、アルキル基は、各々の場合において、1つ以上のラジカルR1により置換されていてもよく、またここで、1つ以上の非隣接の基CH2は、Si(R1)2で置き換えられていてもよい)、または5〜40個の芳香族環原子を有し、かつ、各々の場合において、1つ以上のラジカルR1により置換されていてもよい、芳香族もしくはヘテロ芳香族の環系であり; R1は、出現毎に同一であるかまたは異なり、H、D、F、Cl、Br、I、N(R2)2、CN、NO2、OR2、SR2、Si(R2)3、B(OR2)2、C(=O)R2、P(=O)(R2)2、S(=O)R2、S(=O)2R2、OSO2R2、1〜20個の炭素原子を有する、直鎖のアルキル基、または2〜20個の炭素原子を有する、アルケニルもしくはアルキニル基、または3〜20個の炭素原子を有する、分枝状もしくは環状の、アルキル基(ここで、アルキル、アルケニルもしくはアルキニル基は、各々の場合において、1つ以上のラジカルR2により置換されていてもよく、またここで、1つ以上の非隣接の基CH2は、R2C=CR2、C≡C、Si(R2)2、C=O、NR2、O、S、もしくはCONR2で置き換えられていてもよい)、または5〜40個の芳香族環原子を有し、かつ、各々の場合において、1つ以上のラジカルR2により置換されていてもよい、芳香族もしくはヘテロ芳香族環系であり;同時に、2つ以上の置換基R1はまた、共に、脂肪族、ヘテロ脂肪族、芳香族もしくはヘテロ芳香族の環系を形成してもよく; R2は、出現毎に同一であるかまたは異なり、H、D、F、または1〜20個の炭素原子を有する、脂肪族、芳香族および/またはヘテロ芳香族の有機ラジカル、特に炭化水素ラジカルであり、ここで1つ以上の水素原子はFで置き換えられていてもよく; 同時に、3つの二座配位子は、式(2’)のブリッジとは別に、更なるブリッジにより閉環してクリプテートを形成していてもよい)、 二座副配位子が、出現毎に同一であるかまたは異なり、式(L-1)、(L-2)、(L-3)および(L-4)の構造から選択される単金属型化合物。 (式中、破線の結合は、式(2’)のブリッジへの副配位子の結合を表し、そして使用されたその他の記号は以下の通りである: CyCは、出現毎に同一であるかまたは異なり、所望によりR(ここで、Rは上記に記載の意味を有する)によって置換されている、5〜14個の芳香族環原子を有し、1つの炭素原子を介して金属に配位し、かつ、共有結合を介してCyDに結合している、アリールもしくはヘテロアリール基であり; CyDは、出現毎に同一であるかまたは異なり、所望によりRによって置換されている、5〜14個の芳香族環原子を有し、1つの窒素原子を介して、もしくは1つのカルベン炭素原子を介して金属に配位し、かつ、共有結合を介してCyCに結合している、ヘテロアリール基であり; 同時に、2つ以上の任意の置換基Rが共に環系を形成していてもよい)
IPC (5件):
C07F 15/00 ( 200 6.01) ,  C07F 5/06 ( 200 6.01) ,  C07F 19/00 ( 200 6.01) ,  C09K 11/06 ( 200 6.01) ,  H01L 51/50 ( 200 6.01)
FI (7件):
C07F 15/00 CSP E ,  C07F 5/06 E ,  C07F 19/00 ,  C09K 11/06 660 ,  C09K 11/06 690 ,  H05B 33/14 B ,  H05B 33/22 B
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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引用文献:
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