特許
J-GLOBAL ID:202103019221572843
新規ベクターおよびその利用
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
間山 世津子
, 野村 健一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2019018899
公開番号(公開出願番号):WO2019-225372
出願日: 2019年05月13日
公開日(公表日): 2019年11月28日
要約:
哺乳動物細胞宿主に外来遺伝子由来タンパク質の高レベル生産能を与える哺乳動物細胞用発現ベクターを提供する。ジヒドロ葉酸還元酵素遺伝子欠損宿主細胞染色体上の転写ホットスポットにプラスミドDNAが組み込まれ、ヒポキサンチン・チミジン(以下HTと記載する)不含培地生育株として、セレクトされる仕組みを持つ発現ベクターに遍在性クロマチンオープニングエレメント(ubiquitously acting chromatin opening element (UCOE))を導入することにより、形質転換体における目的のタンパク質の生産量を増加させた。
請求項(抜粋):
下記(a)、(b)および(c)を含む発現ベクター:
(a)コドンを改変した翻訳障害性ジヒドロ葉酸還元酵素遺伝子カセット(翻訳障害性DHFR遺伝子カセット)であって、翻訳障害性DHFR遺伝子カセットのコドンが、アラニンはGCA、アルギニンはCGA、アスパラギンはAAU、アスパラギン酸はGAU、システインはUGU、グルタミンはCAA、グルタミン酸はGAA、グリシンはGGU、ヒスチジンはCAU、ロイシンはUUA、リシンはAAA、プロリンはCCA、フェニルアラニンはUUU、セリンはUCA、トレオニンはACU、チロシンはUAU、および/又はバリンはGUAに改変されており、コドンの改変領域が、DHFR遺伝子の5'末端からDHFR遺伝子の全長の30%以上である、翻訳障害性DHFR遺伝子カセット;
(b)転写活性プロモーターと安定性ポリアデニレーションシグナルの間に外来遺伝子組み込み用クローニングサイトを含む遺伝子カセット;および
(c)遍在性クロマチンオープニングエレメント(UCOE)。
IPC (14件):
C12N 15/68
, C12N 15/53
, C12N 15/63
, C12N 15/85
, C12P 21/02
, C12Q 1/02
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, C12N 15/13
, C12P 21/08
, C12N 15/12
, C07K 16/00
FI (14件):
C12N15/68 Z
, C12N15/53
, C12N15/63 Z
, C12N15/85 Z
, C12P21/02 C
, C12Q1/02
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/10
, C12N15/13
, C12P21/08
, C12N15/12
, C07K16/00
Fターム (28件):
4B063QQ02
, 4B063QQ08
, 4B063QQ79
, 4B063QR48
, 4B063QR72
, 4B063QR77
, 4B063QS33
, 4B063QX02
, 4B064AG01
, 4B064CA10
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
, 4B064DA20
, 4B065AA91X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA25
, 4B065CA44
, 4B065CA60
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045BA10
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045FA74
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