特許
J-GLOBAL ID:202103019245864462

薄膜、及び有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人磯野国際特許商標事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-560048
特許番号:特許第6802189号
出願日: 2016年11月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 発光性金属錯体とホストとを含有し、 前記発光性金属錯体は、下記一般式(1)で表されるとともに下記式(1)を満たし、 前記ホストは、室温でリン光発光を示す非金属有機化合物、熱活性型遅延蛍光を示す化合物、又は、最低一重項励起状態よりも高い準位を示す一重項励起状態と最低三重項励起状態よりも高い準位を示す三重項励起状態との間で逆項間交差の現象を発現する化合物、であることを特徴とする薄膜。 〔前記一般式(1)において、MはIr又はPtを表し、A1、A2、B1、B2は各々炭素原子又は窒素原子を表し、環Z1はA1及びA2と共に形成される6員の芳香族炭化水素環、5員若しくは6員の芳香族複素環、又はこれらの環のうちの少なくとも1つを含む芳香族縮合環を表し、環Z2はB1及びB2と共に形成される5員若しくは6員の芳香族複素環、又はこれらの環のうちの少なくとも1つを含む芳香族縮合環を表す。A1とMとの結合及びB1とMとの結合は、一方が配位結合であり、他方は共有結合を表す。環Z1及び環Z2はそれぞれ独立に置換基を有していてもよいが、下記一般式(2)で表される置換基を少なくとも1つ有する。環Z1及び環Z2の置換基が結合することによって、縮環構造を形成していてもよく、環Z1と環Z2とで表される配位子同士が連結していてもよい。LはMに配位したモノアニオン性の二座配位子を表し、置換基を有していてもよい。mは0〜2の整数を表し、nは1〜3の整数を表し、MがIrの場合のm+nは3であり、MがPtの場合のm+nは2である。m又はnが2以上のとき、環Z1と環Z2とで表される配位子又はLは各々同じでも異なっていてもよく、環Z1と環Z2とで表される配位子とLとは連結していてもよい。前記一般式(1)における環Z1と環Z2とで表される配位子は、3つ以上の置換基を有する。〕 〔前記一般式(2)において、*は前記一般式(1)における環Z1又は環Z2との連結箇所を表す。L’は単結合又は連結基を表す。Rは水素原子又は置換基を表す。n’は3以上の整数を表す。複数のRは同じでも異なっていてもよい。Aは水素原子又は置換基を表す。〕 〔前記式(1)において、Vallは、MがIrの場合にはn=3、m=0と仮定し、MがPtの場合にはn=2、m=0と仮定するとともに、環Z1及び環Z2に結合する置換基を含めた構造の分子体積を表す。Vcoreは、Vallの分子体積を表す前記構造から環Z1及び環Z2に結合する置換基を水素原子と置換した構造の分子体積を表す。ただし、環Z1と環Z2とで表される配位子が複数種存在する場合、前記の仮定で表される全ての場合において、Vall、Vcoreは、前記式(1)を満たす。〕
IPC (2件):
H01L 51/50 ( 200 6.01) ,  C09K 11/06 ( 200 6.01)
FI (3件):
H05B 33/14 B ,  C09K 11/06 660 ,  C09K 11/06 690
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る