特許
J-GLOBAL ID:202103020777080565

miRNAをブロックするための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-553115
特許番号:特許第6791875号
出願日: 2016年04月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】複数のマイクロRNA(miRNA)のうちの1つである望ましくないmiRNAが逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)に関与することを防止する方法であって、前記望ましくないmiRNAが、5’末端及び3’末端を有し、前記方法が、 (A)ブロッキング核酸の相補領域を、前記望ましくないmiRNAの第1の末端の結合部位にアニールすることと、ここで、前記望ましくないmiRNAの前記第1の末端が、前記5’末端または前記3’末端のうちの一方であり、 前記ブロッキング核酸が、 (a)前記ブロッキング核酸の5’末端及び前記ブロッキング核酸の3’末端と、 (b)Tmを10〜20°C下回る温度で前記望ましくないmiRNAの前記第1の末端の結合領域とアニールする、前記ブロッキング核酸の前記5’末端または前記ブロッキング核酸の前記3’末端のうちの一方の一本鎖相補領域であって、前記相補領域が末端を有する、一本鎖相補領域と、 (c)前記望ましくないmiRNAの前記第1の末端にライゲーションするためのライゲーション末端を有するヘアピンループ形成領域であって、前記相補領域に隣接するヘアピンループ形成領域と、 (d)前記相補領域の前記末端に連結される第1のブロッキング部分であって、リガーゼの基質としての役割を果たすことができない、第1のブロッキング部分と、を含むか、又は (a)3’末端及び5’末端を有するCrick鎖と、 (b)Tmを10〜20°C下回る温度で前記望ましくないmiRNAの前記第1の末端の結合領域とアニールする、前記Crick鎖の前記5’末端または前記Crick鎖の前記3’末端のうちの一方の一本鎖相補領域であって、一本鎖相補領域と、 (c)前記相補領域に隣接する前記Crick鎖上の二本鎖領域であって、前記二本鎖領域が前記Crick鎖にアニールされるWatson鎖を含み、前記Watson鎖が5’末端及び3’末端を有する、二本鎖領域と、 (d)前記Crick鎖の前記3’末端に連結される第1のブロッキング部分であって、リガーゼの基質としての役割を果たすことができない、第1のブロッキング部分と、 (e)前記Crick鎖の前記5’末端に連結される第2のブロッキング部分であって、リガーゼの基質としての役割を果たすことができない、第2のブロッキング部分と、 (f)前記相補領域が前記Crick鎖の前記3’末端にある場合、前記Watson鎖の前記3’末端に連結される、または前記相補領域が前記Crick鎖の前記5’末端にある場合、前記Watson鎖の前記5’末端に連結される第3のブロッキング部分であって、リガーゼの基質としての役割を果たすことができない、第3のブロッキング部分と、 (g)前記Watson鎖上の前記望ましくないmiRNAの前記第1の末端にライゲーションするためのライゲーション末端であって、前記相補領域が前記Crick鎖の前記5’末端にある場合、前記Watson鎖の前記3’末端に、または前記相補領域が前記Crick鎖の前記3’末端にある場合、前記Watson鎖の前記5’末端に位置する、前記ライゲーション末端と、を含む、 (B)前記工程(A)の前又は後に、アデニル化核酸アダプターを前記複数のmiRNAにライゲーションすることと、 (C)前記複数のmiRNAに対してRT-PCRを行うことと、 を含む、方法。
IPC (4件):
C12Q 1/6848 ( 201 8.01) ,  C12Q 1/6855 ( 201 8.01) ,  C12Q 1/686 ( 201 8.01) ,  C12N 15/113 ( 201 0.01)
FI (4件):
C12Q 1/684 ZNA Z ,  C12Q 1/685 Z ,  C12Q 1/686 Z ,  C12N 15/113 Z
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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