特許
J-GLOBAL ID:202103021149186660
アスベスト廃棄物の破壊及び価値向上方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-531822
公開番号(公開出願番号):特表2021-501688
出願日: 2018年08月21日
公開日(公表日): 2021年01月21日
要約:
本発明は、アスベスト廃棄物の破壊及び価値向上方法であって、少なくとも以下のステップを含む。a)廃棄物に含まれるアスベスト鉱物のグループを決定する。b)廃棄物に対して、以下を含む処理を実行する:廃棄物がクリソタイルのみで構成されている場合の酸処理、廃棄物が角閃石のみで構成されている場合の塩基処理、アスベスト廃棄物がクリソタイルと角閃石との混合物を含む場合の、酸処理及びその後に行う塩基処理。c)処理のステップb)が完了したときに得られた生成物の少なくとも1つを価値向上させる。本発明はまた、酸処理とその後に行う熱処理によって行うクリソタイル廃棄物の処理に関する。【選択図】無し
請求項(抜粋):
アスベスト廃棄物の破壊及び価値向上方法であって、少なくとも以下のステップを含むことを特徴とする:
a)前記アスベスト廃棄物に含まれるアスベスト鉱物のグループを決定し、該グループは、クリソタイル及び角閃石から選択され、
b)前記アスベスト廃棄物に対して、以下を含む少なくとも1つの処理を実行し:
- 前記アスベスト廃棄物がクリソタイルのみを含む場合の酸処理であって、酸性溶液とメソポーラスシリカを含む固体とを得るために、前記アスベスト廃棄物を強酸性溶液に100°C以下の温度で浸漬する酸処理、
- 前記アスベスト廃棄物が角閃石のみを含む場合の塩基処理であって、溶解したシリカを含む塩基性溶液を得るために、密閉された媒体中の強塩基性溶液に前記アスベスト廃棄物を浸漬する塩基処理、
- 前記アスベスト廃棄物がクリソタイルと角閃石との混合物を含む場合の、その後に前記塩基処理を行う前記酸処理であって、前記酸処理の後、酸性溶液及びメソポーラスシリカと未変質角閃石とを含む固体混合物を得るために、該固体混合物を、溶解したシリカを含む塩基性溶液を得るために、前記塩基処理がなされる前記酸性溶液から分離する処理、
c)前記処理のステップb)が完了したときに得られた生成物の少なくとも1つを価値向上させる、
アスベスト廃棄物の破壊及び価値向上方法。
IPC (2件):
FI (3件):
B09B3/00 304J
, B09B3/00
, C01B39/02
Fターム (17件):
4D004AA16
, 4D004AC04
, 4D004BA06
, 4D004BA10
, 4D004CA34
, 4D004CC12
, 4G073BA04
, 4G073BA63
, 4G073BD02
, 4G073CZ20
, 4G073FA11
, 4G073FB11
, 4G073FB21
, 4G073FC25
, 4G073GA03
, 4G073UA06
, 4G073UB47
引用特許:
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