研課題
J-GLOBAL ID:202104000013264869
研究課題コード:12102833
D-タガトースの口腔内細菌に対する作用の研究
実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 医学部歯科口腔外科, 助教 )
研究概要:
我々は、D-タガトースをはじめとする一部の希少糖が、口腔内常在性菌のStreptococcus mutans (以下S. mutansと略)に対する増殖抑制の結果を得ていた。本研究では、S. mutansに対するD-タガトースの効果を検証するために、う蝕発生の因子となる細菌増殖、酸産生、不溶性グルカン産生を測定した。D-タガトースがS. mutansの増殖、酸およびグルカン産生を抑制したが、キシリトールと比較すると、その効果は小さく、ばらつきがあった。しかしD-タガトースとキシリトールを併用すると低濃度でもS. mutansを抑制することを証明した。今後はD-タガトースを利用したガムを作成し、口腔内細菌の変化を測定する予定である。
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