研課題
J-GLOBAL ID:202104000131106593  研究課題コード:12101238

カーボンナノチューブを電極とする次世代高性能蓄電池の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科 物質工学専攻, 教授 )
研究概要:
アーク放電法で合成された単層カーボンナノチューブをおもな研究対象として研究を進めた。まず、合成時に使用した金属触媒やアモルファスカーボンなどの不純物を取り除くための精製処理を行った。空気酸化、強酸処理によりおおまかな精製を行ったのち高真空下で高温処理を行うことで酸処理で取り除けなかった金属を昇華させ除去した。精製したナノチューブの純度、結晶性は熱重量分析、ラマン測定などで確認した。このナノチューブ試料をベースに開端、閉端、C60内包の3種の試料を作成しナトリウムイオン電池負極特性を評価した。充放電曲線の形状は互いに類似しており,100~150 mAh/gの可逆容量を示すが、C60を内包させることで可逆容量が増加することがわかった。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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