研課題
J-GLOBAL ID:202104000316109971
研究課題コード:13409158
顕著な抗腫瘍活性を持つ高活性BBPI誘導体の開発
実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 工学研究科, 教授 )
研究概要:
研究責任者らにより開発された水溶性トポイソメラーゼI阻害剤BBPI-7は、マウス結腸がんcolon26に対して、臨床で用いられているトポイソメラーゼI阻害CPT-11(塩酸イリノテカン)と同程度の抗腫瘍活性を示すことが明らかになっている。本研究においては、CPT-11を上回る抗腫瘍活性が期待される新たな水溶性BBPI誘導体を設計・合成し、活性評価を行った。その結果、新規BBPI-19がcolon26に対してCPT-11を上回る有意な抗腫瘍活性を示すことが明らかになった。今後は、BBPI-19を臨床応用につなげるため、更なる構造最適化、薬物体内動態解析、ヒトがん腫に対する抗腫瘍活性評価等に取組む。
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