研課題
J-GLOBAL ID:202104000380262821  研究課題コード:7700004791

包括的プロテオーム・ペプチドーム解析による新規腫瘍マーカーの探索と診断用バイオチップの開発

実施期間:2005 - 2005
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 大学院医学研究院 )
研究概要:
癌の早期発見に有用な腫瘍マーカーの検索および分子標的治療薬の開発にあたっては、遺伝子レベルの解析では困難であり、癌細胞や組織を用いたプロテオーム解析が重要である。我々は、消化器癌をはじめ種々の悪性腫瘍の患者血清、尿および手術標本から抽出した蛋白質を用いて、最近開発されたSELDI-MOF-MS法および蛍光標識二次元ディファレンス電気泳動法を用いた独自のプロテオーム解析を行うことにより、疾患特異的蛋白質・ペプチドマーカーあるいは腫瘍特異的翻訳後修飾を多数見出している。これらの成果を診療あるいは健診の場で役立てるためには、新たに見出された新規疾患マーカーを包括的にスクリーニングする診断用バイオチップの開発が不可欠である。本研究は上記手法により新たな疾患マーカーの探索を行うと同時に、平行して診断用バイオチップの試作を産学共同で達成する。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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