研課題
J-GLOBAL ID:202104000404099072  研究課題コード:11104612

特異的な遺伝子の活性化を可能にするSAHA誘導体の開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院理学研究科, 准教授 )
研究概要:
本新技術は、研究責任者がピロール (P)-イミダゾール (I) ポリアミドの有するDNA塩基配列特異性を活かし、HDAC阻害能をもつSAHAと連結させた特定遺伝子を活性化するSAHA試薬を開発しようとするものである。本SAHA試薬によってMEF細胞の初期化に関わる遺伝子 (Oct4, Nanog) に対応する特異的な活性化を実現することで、iPS細胞の誘導や分化にも応用できると考える。これまでにRT-PCRやヒストンの特異的メチル化を確認することによって、細胞内のOct4やNanog遺伝子の発現を特異的に活性化した基礎実験データを報告している。将来的には大学・研究所に汎用性の高いSAHA試薬を提供する。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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