研課題
J-GLOBAL ID:202104000416724070
研究課題コード:12102330
66ナイロンベースの生分解性ポリアミドの開発
実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 大学院工学研究科, 教授 )
研究概要:
6ナイロンと66ナイロンは、合成ポリアミド全体の約90%を占め、繊維・プラスチックとして広く利用されている。本課題では、ナイロン加水分解酵素(NylC)の生化学的研究を基盤とし、酵素反応でモノマー化が可能な「次世代生分解性プラスチック」の開発の基礎検討を行った。66ナイロンの界面重合反応で、アジピン酸クロリド(C6)とコハク酸クロリド(C4)を混合して共重合させることで分解性が向上した。また、ヘキサメチレンジアミン(C6)の代わりに、ペンタメチレンジアミン(C5)を用いて合成した56ナイロンでは、高い分解性を示した。ギ酸による前処理後、NylCで反応させ、次いで、ナイロンオリゴマー加水分解酵素(NylB)で処理することで、ナイロンモノマーの回収率は90%以上に上昇することが分かった。
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