研課題
J-GLOBAL ID:202104000429785604  研究課題コード:08003721

分解性マトリックスを有する薬剤徐放性ステントの開発

実施期間:2005 -
実施機関 (1件):
企業責任者:
研究概要:
現在、臨床応用されている薬剤徐放性ステント(DES)は、生体親和性の低い非分解性ポリマーを使用するマトリックスとニッケル(Ni)を含有する金属材料を用いており、新生内膜増生の抑制や炎症反応を引き起こすため、血管の再狭窄による心筋梗塞などの副作用を生じさせている。そのため、生体親和性の高いDESの開発が望まれている。本研究では、有機酸の誘導体と生分解性高分子を用いて合成されたポリマーマトリックス、力学的信頼性および耐食性に優れたNiフリーステンレス鋼、再狭窄の抑制効果を持つビタミンA誘導体(Am80)などの要素技術を集積し、?薬剤徐放用分解性マトリックス、?ステント用金属材料、?ステントの生体適合性評価の3つの観点から、生体親和性が高く再狭窄率の低い薬剤徐放性ステントを開発することを目的とする。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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