研課題
J-GLOBAL ID:202104000470691250  研究課題コード:11101152

非メタル系高輝度超分子有機円偏光発光素子の探索

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 理工学部, 講師 )
研究概要:
本研究課題は、「green chemistry」に基づき、合成的手法の使用をできるだけ回避し、金属(メタル)元素を用いず、非メタル系高輝度有機円偏光発光(CPL)素子及びその開発指針を探索するものである。本研究では、以下のような成果を得ることに成功した。 1. フェニルエチルアミン超分子発光体において、構成分子をビフェニルスルホン酸からビフェニルジスルホン酸にすることにより、超分子中の分子ネットワークが強固になり、蛍光(PL)特性が増加することを見出した。 2. 3成分系超分子有機発光体においても、固体蛍光特性を示すことを見出した。 3. 従来の概念を打ち破り、同じ絶対配置の軸不斉化合物から、軸不斉の角度を制御することにより、円偏光発光(CPL)の符号を制御する事に成功した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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