研課題
J-GLOBAL ID:202104000590131525  研究課題コード:12102810

グリセリンの有用キラル合成素子への変換

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医歯薬学総合研究科, 教授 )
研究概要:
近年、バイオディーゼルの急速な普及に伴いグリセリンが余っており、その有効利用が求められている。本課題ではグリセリンのキラル合成素子への変換反応の開発を目指した。検討の結果、キラル銅触媒によりグリセリンの1級水酸基を高効率に不斉モノスルホニル化し、光学活性グリセリンモノスルホネートに変換できる反応を見つけたので、化学会社と共同で11月18日に特許出願した。 一方、グリセリン類縁体であるグリシジルアルコールをスルホニル化によって光学分割し、医薬中間体として有用な光学活性グリシジルスルホネートを得ることにも成功した。こちらも特許出願を目指し、基質一般性の確認と、光学分割の効率を高めるべく検討中である。
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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