研課題
J-GLOBAL ID:202104000644959885  研究課題コード:12102050

抗菌性ポリリン酸と高強度うろこコラーゲンを活用した新しい歯槽骨再生デバイスの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院歯学研究科, 助教 )
研究概要:
歯槽骨(歯を支える骨)喪失による咀嚼機能の低下は、著しくQOLを損なうが、失われた歯槽骨を十分に回復させる生体材料は存在しない。歯槽骨は外力が加わりやすく、かつ細菌にさらされているため、高い耐荷重性と抗菌性を有する生体材料が求められている。これまで提案者らはテラピアのうろこから抽出したコラーゲンとアパタイトの複合化技術と架橋・高強度化技術により高強度人工骨を開発した。今回、この高強度人工骨に、抗菌性ポリリン酸を複合化することにより、黄色ブドウ球菌に対する抗菌性が向上することを見いだした。今後、臨床応用に最適な抗菌性と強度を有する生体材料の開発をめざす。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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