研課題
J-GLOBAL ID:202104000675674781
研究課題コード:10102533
NFATc1を標的とした新しい作用機序の骨吸収抑制薬の開発
実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 付置研究所, 講師 )
研究概要:
アルクチゲニンのリード化合物としての有用性を疾患動物モデルで検証した。卵巣摘除を行なった骨粗鬆症モデルマウスにアルクチゲニンを4週間腹腔投与した。マイクロCTを用いた骨量の測定、および組織標本のTRAP染色による破骨細胞の同定を行い、骨吸収に関する解析を行なった。卵巣摘除4週目のコントロール群(無処理)の骨量は減少した。一方、アルクチゲニン投与群は、卵巣摘除後の骨吸収を有意に抑制しなかった。また、破骨細胞数の抑制も観察されなかった。In vitroで観察された強力な破骨細胞分化の抑制と骨吸収機能の抑制は、少なくとも骨粗鬆症モデルマウスでは認められなかった。今後、皮下における継続的投与を試みて、更なる薬理効果を検討したい。
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