研課題
J-GLOBAL ID:202104000679374170  研究課題コード:11101582

画像処理と元素分析とを統合した無機固体粒子群の高度分析ツールの開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学部応用化学科, 教授 )
研究概要:
走査電子顕微鏡の反射電子画像(150~800倍)並びにパノラマ撮影により高倍率で撮影した反射電子画像(800~5000倍、25~200枚の合成画像)を用いることによって、0.1~1000μm範囲の粒子の内部構造を、MATLAB(r)のImage Processing ToolboxおよびRandom Forests法(決定木を弱学習器とする集団学習アルゴリズム)を併用した画像認識手法とEDSによる元素分析結果とを統合した無機固体粒子群の高度分析ツールの開発を行った。本開発ツールを石炭燃焼から排出されるフライアッシュ粒子、石炭ガス化スラグ中に相分離したFe/FeS粒子、石炭に含まれるIncluded/Excluded無機粒子の解析に適用することで、当初の目標とした解析結果をほぼ達成することができた。今後は、公的な研究開発支援制度を活用して、産学共同に向けた研究開発を継続し、分析ツールの高度化を図る予定である。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る