研課題
J-GLOBAL ID:202104000682913619  研究課題コード:12102719

共役拡張型ベンゾジチオフェン誘導体を用いた広波長吸収領域を有する有機太陽電池用材料の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , システム工学部, 准教授 )
研究概要:
実用的な15%を超える発電効率を目指し、吸収末端が700nmを超える幅広い波長の光を強く吸収する安定な有機太陽電池用材料の開発が求められている。 そこで、アクセプター性の高いキノキサリンにベンゾ[1,2-b:4,3-b']ジチオフェンを縮環させたジチエノ[2,3-a:3',2'-c]フェナジン誘導体、ならびに2,3-ジシアノピラジン誘導体の合成方法を検討した。また、これらの化合物をアクセプターとして用いた有機半導体材料の設計・合成を行い、吸収スペクトルなどの物性を検討した。その結果、吸収末端が700nmを超える高分子が得られたが、これらを素子化した有機太陽電池の発電効率は低いものにとどまった。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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