研課題
J-GLOBAL ID:202104000684681286  研究課題コード:11102043

サンゴより抽出された翻訳阻害剤ヒップリスタノールのウイルス関連血液悪性腫瘍への治療応用

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構, その他 )
研究概要:
ヒップリスタノールの原発性体腔液性リンパ腫(PEL)、バーキットリンパ腫及びホジキンリンパ腫に対する抗腫瘍効果を検証した。その結果、これら3種のリンパ腫に対する治療効果を確認できた。また、PELモデルマウスによる検証では生体における薬剤安全性を確認するとともに、その効果を実証することができた。今後も実験室レベルでヒップリスタノールの効果やその作用機序の解明を進める予定であり、学会及び論文発表を通してその成果を社会へ還元していく。本研究開発成果はヒップリスタノールの新規抗腫瘍薬剤としての臨床応用へ向けた基盤形成に繋がった。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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