研課題
J-GLOBAL ID:202104000951388321  研究課題コード:11101156

海藻を原料とした化学原料化プロセスの開発

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院環境科学研究科, 助教 )
研究概要:
【目標】 本研究の目標は有機酸の選択的回収に向けた最適条件の解明である。そこで有機酸の合計収率50%以上、特定有機酸の収率を20%以上の二つの数値目標を立て探索を行った。 【達成度】 有機酸の合計収率は最大46%、特定の有機酸として乳酸収率22%の生成に成功し、おおよそ数値目標を達成した。 【今後の展開】 さらなる収率の向上にはガス化の抑制、選択的分解反応の促進が必要である。今後、本課題に対し、固体触媒、部分酸化の適応を検討していきたい。本技術は海藻の化学原料化のみならず、藻類の脂質抽出後の残渣の有効利用技術としてきわめて高い汎用性を有する。今後、実サンプルを用いた技術開発が急務である。
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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