研課題
J-GLOBAL ID:202104001121361826  研究課題コード:12102357

核酸デリバリーシステムのための新規カチオン性脂質の合成と機能評価

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科, 准教授 )
研究概要:
核酸医療を目的とし、核酸(遺伝子,siRNA)を高効率に細胞内に導入(デリバリー)および機能させるため、(1)細胞への高い取り込み能および(2)細胞内環境下で高い核酸放出能を有する新規カチオン性脂質の合成を行い、その細胞内核酸送達能の評価を行った。高い細胞透過性を有するカチオン性部位と脂質を結合させることにより(1)を実現した。また、その結合に細胞内環境で開裂する結合を用い、細胞内での高い核酸放出能(2)が付与されることにより遺伝子送達活性の増大が認められた。今後、(1)および(2)の機能をあわせ持つ分子の設計・合成により、高効率な核酸デリバリーシステムへと繋げる。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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