研課題
J-GLOBAL ID:202104001295814617  研究課題コード:11103985

病害と害虫あるいは線虫を同時に防除する新規な生物防除技術の確立

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 応用生物科学部, 教授 )
研究概要:
本研究は病害と害虫あるいは線虫の両者に卓効を示す生物防除エージェントを用いた新規生物防除技術の確立を目指したものである。本研究の結果、昆虫病原菌として知られるB. thuringiensisの亜種の中に、植物の難防除病害として知られる青枯病を抑制するものがあることを見出した。また、同様に線虫病原菌として知られるB. thuringiensis CR371やStreptomyces avermitilisも青枯病を抑制することを見出した。さらに、殺虫用微生物農薬であるブリファード(Paecilomyces fumosoroseus)、ゴッツA(Paecilomyces tenuipes)、ボタニガードES(Beauveria bassiana)も青枯病に顕著な抑制効果を示した。病害と害虫あるいは線虫の両者に卓効を示す生物防除エージェントを用いた新規の生物防除技術は、生物防除の新たな展開を示唆している。
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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