研課題
J-GLOBAL ID:202104001478847832  研究課題コード:10101992

糖鎖改変・可溶型ErbB3の生理活性の解析と応用

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学部, 准教授 )
研究概要:
本研究では、可溶型ErbB3(sErbB3)の特定の糖鎖欠損変異体を精製し、その生理活性と作用機序を明らかにすることを目標に研究を行った。まず野生型sErbB3のAsn418に結合する糖鎖構造を明らかにし、N418Q変異体ではその糖鎖を欠損していることを確認した。ErbB2およびErbB3を発現している細胞をsErbB3存在下においてheregulinで刺激したところ、N418Q糖鎖欠損変異体sErbB3では野生型と比較してシグナル抑制作用が著明に増強していた。また、その変異体ではリガンド結合親和性が低下していることが示唆された。in vivoでの効果を検討するまで至らなかったが、それ以外の課題については達成することができた。
タイトルに関連する用語 (6件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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