研課題
J-GLOBAL ID:202104001535412864  研究課題コード:12102210

乳房腫瘤病変のリアルタイム超音波診断支援システムの開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 中央放射線部, 助教 )
研究概要:
本研究の目的は、ハンドプローブによる乳房超音波診断装置上でリアルタイムに腫瘤病変の可能性のある箇所を検出し、その位置を医師に提示する検出支援システムを構築することである。腫瘤病変の自動検出アルゴリズムの基礎となる円形強調処理において、腫瘤病変(直径0.5cm~2cm)を効果的に検出できるよう、円形・線状パターン検出フィルタバンクをスケールが大きくなるに従いフィルタ幅が倍となる構造に変更した。また、リアルタイム処理を実現するため、マルチコアCPU とGPGPUによる並列処理で検出支援システムを実装した。目標とした検出率80%以上(偽陽性数1.5個以下/患者)に偽陽性数が到達できなかったが、検出率82.7%(偽陽性数3.83個/患者)を得た。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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