研課題
J-GLOBAL ID:202104001537340879  研究課題コード:11102161

次世代型創薬スクリーニングに対応可能な薬物間相互作用予測のためのバイオセンシングデバイスの創製と最適化

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 薬学研究科, 准教授 )
研究概要:
医薬品の体内動態に関わる重要なSLCタイプの薬物トランスポーター群について、医薬品開発における薬物間相互作用予測に適応可能な迅速スクリーニング系の構築を行った。その結果、有機カチオントランスポーター群については、輸送基質となる蛍光核染色剤とトランスポーター発現細胞系と組み合わせることにより、特異的な輸送活性の迅速評価が可能であることが示され、有機アニオントランスポーター群については、評価系に輸送基質の代謝酵素を組み込むことにより、細胞内への輸送現象を測定することが可能となることが示された。今後は、簡易迅速評価法としての実用化へ向けて、特許申請及び論文発表を早急に進めていく予定である。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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