研課題
J-GLOBAL ID:202104001559184480  研究課題コード:12102574

マルトトリオース生成アミラーゼを用いたマルトトリオシル配糖体の酵素合成

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院 生命環境科学研究科, 准教授 )
研究概要:
G3Amyは澱粉をマルトトリオース(G3)単位で切断するアミラーゼである。本酵素は糖転移活性が高く、しかも水酸基を有する各種化合物にG3を特異的に転移することから、これまでにない新しい配糖体の合成が可能となる。そこで、G3Amyを用いて有用な配糖体を合成するシステムの開発を目指した。G3Amyの生産性は目標に達しなかったが、高い収率で回収できる精製システムを開発した。糖転移反応をさらに効率的に行うためにG3AmyのX線結晶構造解析を行い、変異導入することで糖転移とG3特異的生成に関与するアミノ酸を同定した。その過程で転移反応が増大する変異酵素が十数種類得られ、G3配糖体合成システムの実現に見通しが立った。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る