研課題
J-GLOBAL ID:202104001910925270  研究課題コード:13411799

一点緊張係留型洋上風車の大振幅動揺の減揺法確立と浮体・係留系の最適化

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学(系)研究科(研究院), 助教 )
研究概要:
実施、及び明らかに出来た内容を以下に示す。(1)一点緊張係留型洋上風車の水槽試験を実施し、大振幅動揺現象(分数調和振動)の動揺量を明らかにした。(2)分数調和振動の解明に向けて係留系・浮体運動の連成モデル化を行った。大振幅動揺は係留索・浮体のSurge/Heave/Pitchの連成による同調現象、またはパラメトリック励振の一形態であることが明らかになった。(3)ブレードのピッチコントロールを考慮した動揺予測シミュレーションプログラムを構築した。Morison式とポテンシャル理論の併用による荷重推定法により波力値が説明可能であるということを明らかにした。(4)Mathieu型方程式から大振幅運動の動揺低減方法について明示した。(5) Spar、及びセミサブ浮体の最適化を実施した。但し係留と浮体の複合的な最適化に関しては今後の課題と言える。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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