研課題
J-GLOBAL ID:202104002152215204  研究課題コード:12101255

皮膚組織選択的エストロゲン合成誘導薬の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院医学系研究科 医科学専攻, 教授 )
研究概要:
表皮におけるaromatase、STS、EST、17β-HSD1、17β-HSD2の発現について免疫組織化学法を用いて検討した。表皮における解析では、aromatase、STS、EST、17β-HSD1の陽性所見が基底層から顆粒層において認められ、局所でのエストロゲン濃度との関連から、aromataseのエストロゲン合成に対する寄与が高いことが明らかとなった。また、エストロゲンを代謝する17β-HSD2は皮脂腺のみで発現を認め、皮脂腺分化に関与するPPARγとの逆相関を確認した。以上、皮膚組織選択的エストロゲン合成誘導薬の候補としてaromataseが有力であるが、さらに皮膚疾患との関連を検討することで、STSおよび17β-HSD1、さらには17β-HSD2の候補としての可能性が明らかになると考えられる。
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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