研課題
J-GLOBAL ID:202104002157672557  研究課題コード:10101969

血清中遊離DNAを用いた癌特異的遺伝子異常の早期診断法の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学(系)研究科(研究院), 講師 )
研究概要:
血清からの遊離DNA抽出システムの汎用化を実現するため、神経芽腫患者血清を用いた、血清中MYCN遺伝子増幅診断をモデルとして、血清分離、保存、輸送方法の条件最適化、血清中遊離DNAの条件最適化、解析条件の最適化について検討した。プリザベーションプレートによる血清の保存は、常温、常圧下でも安定であり、長期間の保存によっても血清中遊離DNAの検出は十分可能であった。また、プリザベーションプレート保存された血清と、凍結保存された血清による血清中MYCN遺伝子定量の結果はほぼ一致した。以上より、血清中遊離DNAによる検査において、プリザベーションプレートによる血清保存は、従来の凍結保存と結果に遜色なく、特別な保存機器や条件が必要ないこと、郵送可能であることより、今後有望な検体保存システムとなりうることが示された。
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タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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