研課題
J-GLOBAL ID:202104002266047581  研究課題コード:11104206

微細藻類ユーグレナにおけるバイオ燃料合成増強因子の探索

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院 生命環境科学研究科, 助教 )
研究概要:
微細藻類ユーグレナは、嫌気状態下で、貯蔵多糖パラミロンを原料として、脂肪酸-脂肪アルコールエステル(ワックスエステル)を産生する。その量は乾燥重量当たり約 30%にも上るが、カーボンニュートラルな「バイオ燃料生産工場」として実用化するには、さらなる生産向上が必要である。本研究では代謝改変ターゲットを効果的に得るために、RNAi 法を用いたノックダウンによって、貯蔵多糖およびワックスエステルの量や組成を変動させる因子を探索した。現在までに、細胞の生育には影響しないが、パラミロン蓄積を著しく減少させる因子や、パラミロン蓄積は変化しないが嫌気状態でのワックスエステル産生を低下させる因子などを獲得することに成功した。今後は、各因子ノックダウン時の代謝物の変動について解析する予定である。
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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