研課題
J-GLOBAL ID:202104002498562466
研究課題コード:09158134
認知症周辺症状を改善する薬剤の創製
実施期間:2009 - 2009
実施機関 (1件):
研究代表者:
(
, 薬学部, 講師 )
研究概要:
認知症周辺症状改善効果を示す漢方処方、釣藤散及び抑肝散の主要アルカロイド成分に抗精神病作用が認められることを発見・報告した。また、このアルカロイドの生体内代謝物が抗精神病作用の活性本体であることが分かった。しかしこの活性代謝物は消化管からの吸収性及び血液脳関門の通過性が悪い。本課題では、この活性代謝物のファーマコフォアー以外の部位に脂溶性基を導入することで、化合物の吸収性及び血液脳関門の通過性の向上を図り、認知症周辺症状に有効な新規抗精神病薬の開発に繋げる。
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