研課題
J-GLOBAL ID:202104002579612522  研究課題コード:13412711

低温での金属焼成体の作成を可能にする低温分解性バインダーの開発

実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学(系)研究科(研究院), 講師 )
研究概要:
本研究開発課題では,低温分解性バインダーへの応用を目指し,エポキシドと二酸化炭素との交互共重合によって得られる脂肪族ポリカーボネート(APC)の熱分解温度の低温化や水溶性の付与について検討した.側鎖に水酸基を導入したAPCの合成に成功し,通常のAPCに比べてより低温で低分子量化できることを明らかにした.今後,水酸基の導入位置等を最適化することで,低温での低分子量化および完全分解が期待できる.また,側鎖にカルボキシル基を導入したAPCの合成に成功し,通常のAPCに比べて,弱塩基性水溶液への溶解性を向上させることに成功した.従来もちいられている水溶性バインダーの代替材料開発への展開が期待できる.
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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