研課題
J-GLOBAL ID:202104002617621131  研究課題コード:12101198

IVRにおける患者水晶体被ばく低減のための完全無線化X線遮蔽装置の開発

実施期間:2012 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 医学医療系, 講師 )
研究概要:
インターベンショナルラジオロジー(IVR)は患者身体への低侵襲性のため、従来の手術に代わる治療法として広く普及している。しかし、頭部領域のIVRで受ける眼球の被ばく線量は高く、将来的な白内障の発症が懸念される。原稿の血管造影装置のコリメータでは眼球のみを遮蔽することはできないため、患者の眼球のみを選択的に、かつ両眼同時に遮蔽できるよう、2枚の遮蔽板を備えたX線遮蔽装置を設計し、バイプレーン型血管造影装置の正面と側面の両管球カバー上に搭載した。さらに本装置の制御を完全無線化することで、血管造影装置の患者衝突防止センサ-との干渉を回避し、小型で高い汎用性を持ったX線遮蔽装置を実現した。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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