研課題
J-GLOBAL ID:202104002710246812
研究課題コード:13409232
骨誘導能を有する次世代骨セメント創製による新規顎骨再生療法の開発
実施期間:2013 - 2013
実施機関 (1件):
研究責任者:
(
, 歯学部, 准教授 )
研究概要:
顎骨再生の新規材料としての具備すべき要件である1生体吸収性2骨置換性3機械的強度の3つを備えた材料として考案した、リン酸カルシウム系骨セメント(骨セメント)に熱架橋したゼラチン顆粒を混合した骨セメント(CPC+gelatin)に、骨形成性タンパク質(BMP-2)固定化多角体(BMP2-PH)をサイトカイン徐放製材として混合することで、特に骨置換性を高めて短期間で成熟した骨を再生することが可能な部材の開発について検討した。実施した検討内容はビーグル犬下顎骨欠損部への移植モデルによる顎骨再生実験を行った。その結果、CPC+gelatinは強度的に安定し、下顎骨欠損部への移植後も咬合圧に耐えて十分に形態が維持されていた。またCPC+gelatin にBMP2-PHを併用すると骨再生能の促進効果が認められたことから、CPC+gelatinと BMP2-PHの併用効果の有用性も確認することが出来た。今後はBMP2-PH とgelatinの相互作用という観点から検討を行い、さらに徐放効果を高めた、骨置換性の良い生体吸収性材料の開発を行う予定である。
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