研課題
J-GLOBAL ID:202104002742153409  研究課題コード:11102558

植物栄養細胞をモデルとした藻類脂質生産系の戦略的構築

体系的課題番号:JPMJCR11V3
実施期間:2011 - 2016
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , バイオ研究基盤支援総合センター, 教授 )
DOI: https://doi.org/10.52926/JPMJCR11V3
研究概要:
多くの藻類は、植物のような貯蔵器官を持たず、光合成を行う細胞で貯蔵脂質の合成・蓄積を行います。そのため栄養飢餓などの限られた条件で脂質の高生産が起こります。研究代表者らは最近、植物でも葉のような栄養細胞では、種子と異なり、必須元素であるリンの飢餓時に顕著な脂質蓄積が起こることを見出しました。本研究では、このような植物葉と藻類の脂質蓄積の共通性を基に、藻類脂質の高生産系を戦略的に構築することを目的とします。そのため、有用藻類のゲノムや栄養飢餓応答遺伝子の情報などを網羅した基盤情報の集積とデータベース化を行い、それらを駆使してDHAなど種々の有用脂肪酸類の高生産系を創製し、バイオ燃料や有用物質を藻類で高効率に生産するための基盤技術の創出を目指します。
研究制度:
上位研究課題: 藻類・水圏微生物の機能解明と制御によるバイオエネルギー創成のための基盤技術の創出
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構
報告書等:

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