研課題
J-GLOBAL ID:202104002798990567  研究課題コード:11103894

標的DNA存在下でのみ発光する、簡便かつ正確な遺伝子検出プローブの開発

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 大学院工学研究科, 教授 )
研究概要:
本課題では申請者らが蛍光量子収率を向上させた「含ケイ素蛍光剤」を活用し、簡便、高感度でかつ信頼性の高い遺伝子検出蛍光DNAプローブの実用化を目指した研究を行う。本プローブはステム部分に、含ケイ素ペリレン誘導体(蛍光剤)及びアントラキノン(消光剤)を有するステム・ループ構造を持ち、標的DNA非存在下では両者の相互作用により実質的に無蛍光となる。一方標的DNA非存在下ではこれと二重鎖を形成し、蛍光剤と消光剤が遠く離れる事で、顕著な蛍光発光を行うと期待される。さらに、遺伝子解析において重要度が高まっている、遺伝子中の一塩基の変異(SNPs)の識別の実現も目指す。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した研究課題タイトルの用語をもとにしたキーワードです
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

前のページに戻る