研課題
J-GLOBAL ID:202104002866673419  研究課題コード:10102549

熱間発泡技術を利用した水質浄化材の開発

実施期間:2010 - 2010
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 常滑窯業技術センター, 主任研究員 )
研究概要:
水に浮遊して水中のリン酸を吸着する水質浄化材の開発を目指した。開発の目標として、かさ比重0.9以下、リン酸吸着性能 12gP2O5/kg 以上を設定した。リン酸吸着機能を付与するためカルシウム成分を配合したカルシウム-SiC 添加ガラスカレットでは、水酸化カルシウム配合量 1%、840°C、保持時間 0.5h で得られた焼成体のかさ比重は 0.8、飽和リン酸吸着量は 3.6gP2O5/kg であった。カルシウム-助剤-SiC 添加ガラスカレットでは、水酸化カルシウム配合量 5、10%、900°C、保持時間 0.5h で得られた焼成体のかさ比重はそれぞれ0.5、0.6、飽和リン酸吸着量は 4.2、4.7gP2O5/kg であった。この結果から、さらにリン酸吸着性能を向上させるためには、カルシウム源の選定等が必要と考えられる。
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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