研課題
J-GLOBAL ID:202104002873280473  研究課題コード:7700005968

森林微生物およびその酵素による重油汚染土壌の浄化

実施期間:2006 - 2006
実施機関 (1件):
研究代表者: ( , 農学部, 教授 )
研究概要:
近年、我が国においても有害化学物質による土壌汚染が顕在化しており、2003 年2 月には「土壌汚染対策法」が施行された。現段階で、ベンゼン以外の油性化学物質については法的規制の対象外となっているが、油槽所跡地等の油汚染土壌に対するリスク回避から、浄化のニーズが高まっており、今後、規制の対象となるのは必至とされている。よって本研究課題では、木材主要成分の一つであり芳香族性の高分子であるために難分解性を示すリグニンを、森林に生育する白色腐朽菌と称される担子菌(キノコの仲間)が特異的に酸化分解しうる点に着目して、白色腐朽菌およびその酵素による重油の分解を試み、重油汚染土壌の浄化・修復へ適用しうるバイオレメディエーション技術を確立するものである。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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