研課題
J-GLOBAL ID:202104002878781799  研究課題コード:11104075

超軽量マグネシウム合金の角筒多段深絞りによる冷間加工性の評価

実施期間:2011 - 2012
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学研究科, 准教授 )
研究概要:
本研究では室温で比較的延性を示すマグネシウム合金に注目し、温間加工においても成形の厳しいとされる角筒多段深絞り加工を室温で行った。おもに容器破断を防ぐための加工条件を調べることを目標とした。まず、室温において第1段目の深絞り加工を行い、成形性に及ぼす金型形状の影響について調べた。その結果、パンチやダイにおける肩半径やパンチ金型間のクリアランスを変化させることで、良好な成形が可能である加工条件が得られた。つぎに、第1段目の結果に基づき、第2段目以降の多段深絞り加工を室温で行った。その結果、容器破断を防ぐための加工条件が得られ、また6段の加工で目標寸法の角筒容器が得られ、研究開発目標が達成できた。
研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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