研課題
J-GLOBAL ID:202104002974788281  研究課題コード:11101663

太陽光エネルギーを利用する可視光応答型光触媒による水と窒素からのアンモニア合成

実施期間:2011 - 2011
実施機関 (1件):
研究責任者: ( , 工学(系)研究科(研究院), 助教 )
研究概要:
本研究は、水分解のための高活性な可視光応答型光触媒の開発と光エネルギーを利用した温和な条件下でのアンモニア合成を目指して実施した。その結果、マグネトロンスパッタリング法を用いて調製した、TiやTaをベースとしNをドープした薄膜光触媒が、可視光域に優れた光吸収特性を有し、太陽光照射下で高い光触媒活性を示すことを見出した。しかし一方で、同光触媒を用いた水分解を通したアンモニア合成に対しては期待していた成果は得られなかったため計画を若干変更し、Ru担持酸化チタン触媒による気相でのアンモニア合成に対する光照射効果を検討した。結果、比較的低温の条件下において、光照射によりアンモニアの生成速度が向上することを初めて見出した。
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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研究制度:
研究所管機関:
国立研究開発法人科学技術振興機構

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